バイトを探すときの心構え
初めてのバイトで失敗すると、のちの人生に悪影響が
初めてのバイト面接は緊張します。人によってはお腹が痛くなるくらいです。また採用されて実際にバイトを始める際にも出勤するのがイヤなくらいのストレスにさらされることがあります。つまり、初めてのバイトは「怖いもの」です。でも、あなただけではありません。みんなそうなのです。
そして、学生であっても働いてお金をもらう以上は社会人の仲間入りをすることになります。人生初のバイトなら社会への船出ともいえるわけで、失敗すると後々にまで響きます。そのため、きちんとした心構えを持って成功させましょう。そうすれば人生において非常に有意義な経験となります。
まずは自分に合った仕事を探すこと
バイトが怖かったり大きなストレスを感じたりするのは、その仕事が自分に合っていないことが原因になっている可能性があります。たとえば、人と接するのが苦手なのに接客業を選んでしまったとか、体力に自信がないのに体を使うバイトにしてしまった、などです。
従って、心構えの第一として自分に合った仕事を見つけることが大切です。時給で選んでしまったとか、場所が自宅に近くて便利とか、そういう理由の前に自分と仕事のマッチングを考えましょう。ネットの性格診断テストなどを使って自己分析してみるのもおすすめです。
楽しく働けることがなにより大切
初めてのバイトを成功させる究極のコツはなんといっても「楽しむ」ことです。その意味でも自分に合った仕事を選びたいものですが、さらに自分が楽しく働いている姿を「イメージしてみる」ことも有効です。飲食業が合っていそうだと思ったら、自分が厨房でテキパキ皿洗いしている姿やお客さんの元においしそうな料理を運んでいる様子を想像してみましょう。
アパレル系の仕事が好きそうなら、お店でお客さんに合いそうな服を選んであげている姿や色とりどりの商品を陳列している自分の姿をイメージしてみましょう。それが楽しそうに思えたらやってみるべきですし、どうしても楽しそうな気持ちにならなければ考え直した方がいいかも知れません。
実際に働くときの心構え
やるべきことはやる、でも理不尽や要求にはNOといえる強さを
上で述べたのはバイトを選ぶ前の自分の内面に関わる心構えでしたが、ここからは実際にバイトを始めるときの心構えについて述べます。アルバイトも「労働者」であり、労働の対価として「雇用者」から給料をもらいます。本来は対等な立場ですが、お金をもらう方の立場がどうしても弱くなりがち。
正社員ですらそうなのですから、バイトはもっと弱い立場に置かれることがあります。そこを頭に入れておいて、やるべきことはちゃんとやる、しかし職務範囲を越えるような理不尽な要求には従わない、といった強い意識を持っておきましょう。
時間を守る
あたりまえですが、いつの場合も遅刻はNGです。事故で電車が遅れたなどの場合は許容されるかも知れませんが、渋滞でバスが遅れた、雨が降って自転車が使えず遅れた、などといった理由は通りません。仕事をしてお金をもらうのですから、時間にはゆとりを持って出勤しましょう。もちろん遅刻する場合は職場への連絡を忘れずにします。
無断欠勤は絶対しない
遅刻はいけませんが、無断欠勤は最悪です。職場はその時間帯にあなたが働いてくれるものと考えてスケジュールや段取りを組んでいます。そこへ連絡もなく本人が現れなかったらどうなるでしょう。業務に支障が出るのはもちろん、金銭的な損失が出るかも知れません。その額はあなたのバイト料とはケタが違うくらい大きくなることだってあります。それを考えると無断欠勤などもってのほかであることがわかるでしょう。
人のいうことは素直に聞く
上司や先輩の指示には素直に従いましょう。そうやって仕事を着実に覚えていくことが大切です。また、仕事ができるできない以前に、人間関係が大切な場合があります。良好な人間関係を作るためにも相手のいうことは素直に聞きましょう。
長く続ける意識を持って
初めから上手に仕事ができる人などまずいません。できないのがあたりまえなのです。最初はとにかく一生懸命仕事をして慣れることが大切です。ですから一週間や二週間でやめてしまってはいけません。そういうことをしていると「やめぐせ」がついて人生に悪影響を及ぼします。少なくとも3ヵ月とか、ある程度の期間続けることを前提にバイトを始めましょう。

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